文禄4年(1595年)頃、重之公(範之)は、大通門(山門と本堂間に建立していた)を寄進した。
慶長16年(1611年)、重之公次男の代官一色丑之助重次(弥兵衛)は、釈迦堂(改築前の護国殿)と
方丈(改築前の庫裡)を寄進した。これらの功徳により万延元年(1860年)重之公250回忌の際、
圓明院の院号を贈られ、重之公より9世となる一色範序が袈裟を奉納 している。